午後からはフィールドワークの発表会。

掘割沿いの景観の変遷では、名勝指定された10年前と比較しました。

空き地になったところ、
家が建て替わったところ、
新しく建物が建ったところ・・・
私たち市民も知らない、掘割から見ないと気づかない変化がたくさんありました。

この景観調査を基に提案された移住者向けの新築住宅と「十時邸」の活用案は、
どれも低層で圧迫感がなく、掘割に開かれ、地域コミュニティーを第一に考えたものでした。
これはフィールドワークで、
川下り中に掘割沿いの住民から声をかけられたり、
掘割沿いの道を歩きながら、川下り舟の観光客と手を振りあったりした体験から
生まれたものではないかと思います。

地域コミュニティーのアプローチも、観光視点や農業視点などさまざま。

学生さんなりに「柳川らしさ」に向き合った成果を感じました。

若者の提案をみて、私たち柳川市民は
これからどのように「柳川らしさ」「柳川の景観」を
守り、つくり、次世代につないでいくのか。
考えるきっかけになればと思います。

学生のみなさん、お疲れさまでした!
事務局 きたじま